爽やかな秋晴れの10月16日。
今泉球場にてFor Dreams Cupが行われました。
「バント禁止」「三つ巴のリーグ戦」という斬新なルールが盛り込まれた大会で、ライナーズは昨年に続き2年連続で出場する機会をいただきました。
その大会の結果を34枚の写真とともに報告します。*諸事情により写真は2試合目のみです






1試合目
1試合目の対戦相手は三郷タイフーン。
西武ライオンズで活躍する滝沢夏央選手を輩出したチームとして有名です。
現チームも今夏の県大会を制覇し、全国大会に出場するなど県内屈指の実績を誇ります。
試合結果は2-14と負けてしまいましたが、最終回に2点を返すなどライナーズメンバーも意地を見せました。

そして2試合目、上越オーシャンズ戦。
球数制限に加え「俺も投げたい」という選手もいたことで、1試合目に投げた3投手を温存して臨みました。
2試合目
2試合目の先発:しんた。
先日の新人戦でも登板しており、来年のエース候補の1人です。
この日は制球に苦しんだか、球数がかさんでしまい2回途中で降板。
2番手に、大会初登板:だいきが登板します。


大会初登板で緊張したかもしれません。
それでも2回表を投げ抜き、3番手:かけるに託します。
また、この試合で際立ったのが内外野メンバーのバックアップです。




序盤で失点を重ね3回までに2ケタ失点を喫しますが、それでも声を絶やさず好プレーで初モノづくしのバッテリーを盛り立てました。
ここで作ったムードが、後の反撃へと繋がっていきます。
猛反撃
3回表終了時点で3-13と10点差を追いかける苦しい展開。
普通なら諦めてもおかしくない展開ですが、ここから猛反撃が始まります。
まず4番:はやと、5番:しゅんの連続長打で1点を返しコールド負けを回避。


さらに7番:かけるもライトへの長打を放ち、さらに1点を返すことに成功。
反撃ムードがいよいよ高まります。
4〜5回表は3番手:かけるが続投。


守備陣の頑張りもあって4〜5回を無失点で切り抜けます。
4〜5回裏
4回裏、2アウトランナー無し。
無得点で終わりたくない状況で打順は3番:とわ。

ここで、左中間を深々と破る長打。
この打球で、とわは一気にホームへ。

ランニングホームランとなり1点を追加。
ベンチでは選手がハイタッチでお出迎え。


そして5回裏(最終回)。
今度は先頭バッター:しゅんが、左中間に弾丸ライナーを放ちます。



またしても選手総出でお出迎え。
反撃ムードは最高潮に。
この後、6番:りゅうせいが出塁→盗塁でチャンスメーク。


7番:かけるは、2打席連続となるライト方向へのタイムリー。


さらに途中出場の3年生:とむ、9番:しんたが四死球で出塁。
打席にはこの日2ベースを放っている1番:だいき。

完璧にとらえた打球は左中間へ。


タイムリー2ベースとなります。
2試合目の結果
中盤から終盤にかけて猛反撃で魅せたライナーズ。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 | |
オーシャンズ | 4 | 4 | 5 | 0 | 0 | 13 | |
ライナーズ | 0 | 3 | 2 | 1 | 3 | 9 |
しかし、序盤の失点が響き結果は9-13。
追い上げましたが残念ながら敗れてしまいました。
負けた悔しさがある一方、手応えもつかんだ一戦となったのではないでしょうか。
監督が兼ねてから掲げていた「勝つ」ことへの貪欲さが、この日の選手たちから溢れていました。
「(ルール上は良くないんですが)ベンチから飛び出して仲間を祝福する」シーンに象徴されるように、監督コーチ陣からの指示が無くても選手同士が声を掛け合う、自身のプレーを振り返り工夫する、といった姿が印象的でした。
理想と現実との「ズレ」に苦しんだ時期もありましたが、6年生5人を中心に理想的なチームに大きく近づけた気がします。


残す大会はいよいよ少ないですが、このまま駆け抜けていってほしいと願います。
最後に、応援・運営サポートしてくださった皆様ありがとうございました。

また、大会を運営してくださった上越ボーイズの関係者の皆様。
おかげさまで貴重な経験を積めました!ありがとうございました!
今回は以上です。