外の空気は金木犀の匂い、季節はすっかり秋…かと思いきや、10月になってもまだまだ暑い昼下がり。
城北中学校にて、甲子杯2回戦が行われました。
その結果を26枚の写真とともに報告します。















リベンジ戦
対戦相手のスカイイーグルス。
複合バットに頼らずとも豪快に打球を飛ばす選手や、細身からは想像もつかない快速球を投げる選手など、ポテンシャルの高いチームです。
ライナーズは今春の大会で対戦しており、この時は敗れました。
リベンジなるか?
接戦
先制したのはライナーズ。
相手先発投手の快速球にやや押されながら、1番:とわ・3番:しゅんが外野まで弾き返し、1点を奪います。




しかしその直後、スカイイーグルは先頭バッターが3ベースヒットで出塁。
次のバッターがスクイズを成功させ、あっという間に同点に追いつかれます。
ここからピッチャー陣は、先発:とわ・リリーフ:あさひの2人が強力打線を相手に好投。




この試合無失策の内野陣を中心に、守備も好守で盛り立てて、試合は終盤まで互角の展開。
結果
強敵相手に、シビれる試合展開でしたが最後は突き放されてしまいました。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |
スカイ | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 4 | |
ライナーズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
何度もチャンスを作りましたが、惜しくも及ばず。
甲子杯は順位決定戦にまわることに。
しかし試合後、監督から「負けたのは事実だし、悔しい。でもキミたちの『勝ちたい』は伝わってきたし、何よりもチームが作った雰囲気は素晴らしかった。」という話がありました。
この日は試合に出てないメンバーも含め、全ての選手がチームに活気・活力を与えていました。


その結果、チームは最高の雰囲気の中で試合ができました。
その雰囲気を作ったのは誰か?
監督でもコーチでもありません。
選手たちが自分たちの意思で作ったものです。

この試合で、「真剣勝負を心の底から楽しむ」そんな野球を上級生は思い出し、ルーキーメンバー達は知ってくれたのではないでしょうか。
次の大会も、その次の大会も、今回のような気持ちで戦ってくれたら、この日の試合は勝つこと以上に価値のある一戦となるはずです。
今回は以上です。