先週の読売学童1回戦、会心のプレーで勝利したライナーズ。
今回はその2回戦。直近の上越タイムス旗の優勝チームと激突しました。
その結果を28枚の画像とともに報告します。

















対戦相手
対戦相手は新井ジュニア。
毎年優勝候補に名を連ね、昨夏の高円宮賜杯(通称:マクドナルドトーナメント)=全国大会にも出場している言わずと知れた常勝軍団です。

その常勝軍団に、ライナーズは本気で挑みました。
公式戦マウンドデビュー
背番号「1」、それは学童野球におけるエースナンバーを示します。
今季のライナーズでエースナンバーを背負うのが、5年生:あさひ。
練習試合での登板は1度あるものの、この日が公式戦の初登板・しかも先発。

プロでも難しいといわれる立ち上がりの1回表、いきなりピンチを背負います。
しかも3・4番には身長160センチ前後の大型スラッガーたち。
普通ならビビって勝負を避けたくなる場面です。

それでも身長140センチの「小さなエース」は臆せず投げ込み、4番打者をピッチャーゴロに打ち取るなどドキドキの初回を乗り切りました。

この後の2回表、途中での降板という悔しい結果にはなりましたが、ポテンシャルの高さが垣間見える、大いなる可能性を感じさせるデビュー登板となりました。
リードオフマン
公式戦初マウンドのあさひを援護したい打線は1回裏、1番:とわ。

いきなり豪快な一打を放ちます。


やや先っぽに当たった打球は、グングン伸びていきレフトフェンス付近に落ちる大きな当たり。

打球処理が少しもたつく間に、とわは一気に3塁へ!

際どいタイミングでしたが、勢いよく滑り込み3ベースヒット!

リードオフマンのキャプテンが最高のチャンスメークをします。
その後、3番:かけるが四球を選んで盗塁を決めるなど1アウト2・3塁とチャンスを作りましたが、後続が倒れ、得点には結びつきません。
勝負の分かれ目
圧倒的な戦績を誇る相手チームとの戦い。
ライナーズが精神的に優位に試合を進めるためには、序盤の攻防が大きなカギとなります。
しかしこの日は、1回表の守備で奪えるアウトを奪えずに失点。
1回裏の攻撃では、チャンスの場面で全てのアウトを三振で積み重ね、ランナーを進められず無得点。
相手に主導権を握られ、苦しい試合展開を強いられてしまいました。
結果

後半は点差が開き、結果的に4回コールド負け。
読売学童はベスト16での敗退となりました。
大敗したのは事実です。
しかし、序盤の展開次第では競り合うこともできたのでは、とも感じています。
監督から「ミスは仕方がないけど、その後を自分なりに工夫しないと意味がない」という話があったように、今回の敗戦で何を感じて、どう生かすかは選手たち自身にかかっています。
常勝チーム:新井ジュニアの戦い方をベンチメンバーも含むライナーズの全ての選手たちが、どう参考にしてくれるのか?
その姿勢を見守りたいと思います。
最後に、応援・人送・審判・マネージャー等、ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
今回は以上です。